森を整備する人


森に苗木を植えてから15年から20年くらい経ち、木々が成長してくると、森の中が混み合い隣どうしで枝葉が重なりあうことが多くなります。

 

そうすると木の根元には光が入らなくなり、枝・葉を広げることは難しくなり、お互いに成長を阻害してしまいます。

 

そうならないために、一部の木を抜き伐る作業を行っていきます。そういった作業を行っていくことで、木々は枝葉をのびのび広げられるようになっていきます。

 

多くの光が降り注ぎ、多様性のある生き物の庭へ―、

 

それこそが、木々もすくすく成長していける、健やかな森の、あるべきひとつの姿です。

 

このように、木々の一部を抜き伐る間引き作業を「間伐(かんばつ)」といいます。「間伐」は健全な木を育て、森林を強く、しなやかにします。

 

間伐を行うことにより、残った木は幹が太り、しっかりと枝葉を伸ばしていくのです。そして、結果、天災にも強い健全な森になっていきます。

 

間伐を行わないと、光が入らず、下枝が枯れモヤシ状になってしまい、自然災害(雨や雪)の影響を受けやすくなり、私たちの住むまちにも重大な被害を及ぼすようになります。

 

そして、この「間伐」を行い、森を守ってくれているのが、「林業家」なのです。

きとぷらすは、枕、サシェ、木の壁など、『木』のデザインに取り組み、日本の安心安全な木を日常生活に取り入れることを目指します
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